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薬剤師塚本麻美がすすめるアロマ・ハーブの情報その他
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お久しぶりです。こんにちは。
アロマコラムを復活することにしましたが
今度からはアロマだけでなく、サプリメント、食事、ガン、
薬を貰うときの色々な相談についてお話していこうと思います。

それから恋愛についてもお話していきたいですね~!

薬剤師業務もさることながら、
自身も結婚し、また他の人のマッチングをして結婚へゴールインさせた実績もあり
「婚活」ブームは去ったかもしれないけれど思うところは多々あります。

変な薬剤師ではありますが気軽にご相談頂ければと思います。
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こんにちは。暑い日が続いていますね。
先週は福島におりましたが、
雨が続き肌寒い感じでしたので風邪の患者さんも多く見受けられました。
みなさんも夏風邪などにはお気をつけくださいね。
さて、先週の続きです。

まずはコンフリーです。
コンフリーは内服の場合、4~6週間の摂取で重篤な肝障害の危険性
(ピロリジンアルカロイドやエチミジンが原因と考えられています)があるということで、
カナダでは食品としての摂取は禁止になっています。
日本では最近になって厚生労働省のほうからも注意を喚起する
(摂取を控える・販売を自粛するなど)情報提供がありました。

先日ご質問のメールも頂きましたが、
ドッグフードに入っているものもあるとか。
様々なビタミンやミネラル、クロロフィルがバランス良く含まれているからでしょうが、
個体が小さい動物などへの摂取はやはり控えて頂きたいと思いますね。

それからチェストツリーです。
メディカルハーブとしての使用部位は果実なのでチェストベリーとして親しまれています。
チェストベリーは脳下垂体に作用して、プロゲステロンの分泌を促進したり、
プロラクチンの分泌を減少させて月経前の乳房痛を緩和すると考えられています。
チンキやカプセル剤、ハーブティなどの形で販売されていますが、
PMSや更年期障害にも効果が期待されています。私も月経不全の時にお世話になったハーブです。

今の時期、いろいろなハーブが花をつけて私達を楽しませてくれますので
是非お近くのハーブ園にお出かけになってはいかがですか?
こんにちは。ちょっとだけ先週の続きになりますが、
2週間程前ですがサントリーが「青いバラ」を開発したという話を知っていますか?

花の青い色素はだいたいにおいて「デルフィニジン」によるものが多いのですが、
バラの花弁には「デルフィニジン」を合成するために必要な酵素が
遺伝子的に機能しないのだそうです。

それによって今まで青いバラは不可能とされてきましたが、
遺伝子組み換えによって青いバラが出来たという話です。
完全な青ではないのは、その他にも補色因子があるからで
、だからこそ微妙な色合いを楽しむ事が出来るんですけれどもね。
アントシアニン系色素の補足でした。

さて、今回はハーブ園に行ったお話です。
普段、家庭菜園レベルでバジルや、セージ、ローズマリーなどは育てる事が出来ても、
なかなかお目にかかれないシロモノも沢山あります。時期が丁度良かったのか、
驚くほど沢山の種類のハーブを小さい庭園の中で見ることが出来ました。

なんと言っても驚いたのはエキナセア
今が丁度開花時期なんですね。
とても綺麗な紫で、大きさや形状など「百聞は一見にしかず」とは
まさにこのことだと感激しました。

エキナセアにも種類は沢山ありますが、
薬用によく用いられるのはパープレア、パリダ、アングスティフォリアの3種で、
免疫力を上げるハーブとして、インフルエンザや風邪の特効薬だと言われています。
エキナセアの成分と効能の結びつきについてはまだ解明されていない部分も多くありますが、
マクロファージの活性化、インターフェロンの産出増大、
ヒアルロニダーゼ阻害などが報告されています。

ハーブティではちょっと分かりにくいかもしれませんが、
ちょっとピリピリするような味の成分はエキナコサイドで、
これは抗菌作用があるという報告もあります。
植物なのでいろいろな成分がうまく協力し合って、奏効していると考えられますね。
今回はエキナセアの話だけになってしまったので、また次回に報告しますね。
だんだん過ごしやすい季節になってきましたね。
ポカポカと陽気が良くなって花が咲き始め、
ちょっとだけ優しい気持ちになれる気がします。
みなさんはそんなことありませんか?

私は先週の日曜日、仙台で就職フェアを行い、
大阪、東京に続き今年3回目のアロマテラピーブースを担当し、
薬学生のみなさんにパワーを貰ってきました。

本当に毎回実感するのは、アロマテラピーに興味を持っている学生さんの多さです。
「薬剤師でアロマテラピーに係わるような仕事がしたい」
そんな選択肢は私が学生の時には考えつきませんでした。

だいたいアロマテラピーやハーブ自体が世間でこれほど認知されていなかったですしね。
私が病院勤務をして二年目くらいの時、アロマテラピーブームがあり、
先輩薬剤師がローズウッドの精油を使ってルームスプレーを作ってくれましたが、
「なんだか難しそう・・・」と思って当時自分では一切そういったものを作ろうなんて
考えもしなかったのを覚えています。(香りには癒されたんですけどね)

話がちょっとそれましたが、
今回は化粧水作りを行いました。ラベンダーの精油とグリセリンを使って
1分程で出来てしまう簡単化粧水。
ラベンダーを希釈した香りと原液の香りを比べて貰うと、
原液の香りではみんな顔をしかめます。
こういう風に使い方がちょっと違うだけでも「快」が「不快」に変わってしまうというような
体験をしてみてみたり、実際こんな簡単に化粧水が出来てしまうということを感じたり、
ラベンダーの豆知識を入れながらの話にはだいぶ満足して貰えたようでした。

私がハーブやアロマテラピーの話をするとき、
自らの体験が糧となっていますが、まだまだ足りないように感じます。
興味のある学生さんは今のうちからいろいろ感じとっていって欲しいと思いました。
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プロフィール
HN:
塚本麻美
性別:
女性
職業:
薬剤師
趣味:
アロマ、旅行、読書
自己紹介:
1995年東邦大学薬学部薬学科卒業後、
東邦大学医学部付属大橋病院薬剤部に勤務。
2001年アポプラスステーション(株)に入社。
福島県福島市内のうさぎ薬局で調剤に従事する傍ら、
ハーブやアロマテラピーと健康についての講習会を
一般や薬剤師に向けて多数企画開催。
その後癌クリニック勤務を経て、
現在保険薬局に管理薬剤師として勤務。

オルタナティブアカデミー認定ハーバルセラピスト。
日本アロマ環境協会認定インストラクター。
オーラソーマ式カラーセラピスト。
MSAメディカルサプリメントアドバイザー。

NHK「生活ほっとモーニング」他、TBS「ジャスト」、東海テレビ、NHK福島など出演。安心素材でナチュラル生活(青春出版社)の監修、「安心」「ゆほびか」「爽快」「しゃきっと」「重曹が効く」「PHP」「ドラッグストアレポート」などへ記事掲載。現在PharmaNext(じほう)にて「ハーブ事典」連載中。
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