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薬剤師塚本麻美がすすめるアロマ・ハーブの情報その他
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こんにちは。とうとう8月も最後ですね。
また明日から満員電車の始まりかと思うとちょっとブルーになったりします。
こんな時はローズマリーやペパーミント、レモンの精油を朝から吸入して、
満員電車に負けないように気合だけでも入れようかと思っています。

さて、吹き出物の最終回ですが、今回は吸入の仕方です。
ティッシュを用いるのはベルガモットが黄色の精油ですから
ハンカチなどに落とすと着色するためです。

また特に柑橘系の精油は熱に不安定な成分を含むために
アロマポットやアロマランプを使うと香りに変化が生じやすいので
そのまま香りを楽しむことが一番おすすめなのです。

確かに精油のボトルを開封したら半年くらいを目安に使い切るのも柑橘系の精油ですよね?
精油を抽出する際にも熱を全く加えない「圧搾法」という、
果皮を機械で絞って精油を得る方法をとっています。

柑橘系に多く含まれている「モノテルペン系炭化水素類」が劣化の原因になっているようです。
また、ベルガモットは強く嗅ぎ過ぎると気分を悪くすることもあるので注意が必要ですから
その点に関しても説明致しました。

4週にもわたってこのことについて書きましたが、
今ごろご相談者は香りですこしは癒されていらっしゃるのかな、
なんてたまに思い出したりしています。

現代はストレス社会とよく言われていますが、なんでもストレスのせいにするだけではなく、
香りや音楽、趣味、食など様々な方面からストレスを解消することも大切です。

そんな方法を今後もご提案していけたらいいなあと考えています。
香りをかいで小さなストレスが緩和することが、大きな疾患の予防になることも充分にあります。
身体に起こった小さなサインを逃さないようにして「ストレスだ」と感じるだけでなく、
上手に対処していきたいですね。

ちなみにですが、その後もまた「吹き出物」に悩む方がいらっしゃいました。
全く精神的にも身体的にも問題のない方でしたので、
綿棒にティートリーの精油をちょっと落として患部にチョコチョコつける方法をおすすめしました。
これは完全にティートリーが持つ薬理作用(抗菌・抗真菌)を期待したものです。
本当にケースバイケースなんですよね。
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プロフィール
HN:
塚本麻美
性別:
女性
職業:
薬剤師
趣味:
アロマ、旅行、読書
自己紹介:
1995年東邦大学薬学部薬学科卒業後、
東邦大学医学部付属大橋病院薬剤部に勤務。
2001年アポプラスステーション(株)に入社。
福島県福島市内のうさぎ薬局で調剤に従事する傍ら、
ハーブやアロマテラピーと健康についての講習会を
一般や薬剤師に向けて多数企画開催。
その後癌クリニック勤務を経て、
現在保険薬局に管理薬剤師として勤務。

オルタナティブアカデミー認定ハーバルセラピスト。
日本アロマ環境協会認定インストラクター。
オーラソーマ式カラーセラピスト。
MSAメディカルサプリメントアドバイザー。

NHK「生活ほっとモーニング」他、TBS「ジャスト」、東海テレビ、NHK福島など出演。安心素材でナチュラル生活(青春出版社)の監修、「安心」「ゆほびか」「爽快」「しゃきっと」「重曹が効く」「PHP」「ドラッグストアレポート」などへ記事掲載。現在PharmaNext(じほう)にて「ハーブ事典」連載中。
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