私とアロマテラピー

はじめまして。こんにちは。今日から"薬剤師のアロマコラム"なるものがスタートしました。
毎週1回更新目標ですので、どうぞよろしくお願い致します。
どういう内容にしようかいろいろ考えたのですが、
まず自分がどうしてアロマテラピーと関わりを持ったのか、そんなお話をしたいと思います。

これは以前病院で勤務していた時なんですが、夜勤もあり、
ストレスもありで体調不良を起こしたんです。
何もかも上手くいかないような気がして、気分的にもかなり滅入りました。
そんな時にふと立ち寄ったのがアロマテラピーのショップで、
そこの香りで癒された気がしたことがきっかけで、アロマテラピーを勉強してみようと考えました。

その当時、私がいた病院はＤｒ．が主体となっていて、チーム医療とは名ばかりで
薬剤師としての存 在意義を見出せないでいました。
アロマテラピーを勉強しようと思ったとき、実際に自分が経験したことや
良かったと思ったことを患者さん、一般の顧客に医師の処方の範疇に関わらないところで
アドバイスが出来たら薬剤師の存在意義があるような気がしたのです。

また、勉強を進めていくうちにアロマテラピーやハーブの危険性について、
考えていく必要があるよう に思いました。
セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)というハーブと医薬品との相互作用は、
とて も有名になりましたが、その情報提供をしていくのは
やはり薬剤師の仕事なのではないかって思うんですね｡

実際その後、調剤薬局に場所を移しお薬を渡しながらアロマテラピーの相談や、
薬を減らしたい、健 康増進のためなどでハーブの相談を受ける機会も出てきました。
どこまでが、ハーブやアロマテラピ ーなどの代替医療で補えるのか、
その境界線を見極めるのも重要な仕事の一つです。

また、アロマテラピーやハーブが必ずしも全ての人にとって良いわけではなく
お話をお聞きするだけで も癒されたという方もいますし、
食事の見直し、生活サイクルの改善、そういうことが必要な場合も ありますよね？

最近カラーセラピストの資格も取得しました。カラーコーディネーターとは違って、
選んだ色によって、 深層意識レベルを探ったり、
抱えている問題解決に役立つ情報をその個人から引き出すのです。
アロマやハーブ・サプリ・カラーなどその人が一番受け入れやすいものを
提供出来たらいいなと思っています。

ストレス社会と言われる現在、ストレスを抱えていない人なんていないですけど、
例えば香りをかぐこ とで、少しでも誰かの表情を明るく出来たらいいなって思います。
堅い話になりましたが、来週からは雑学的なことも兼ね備えて面白い情報を提供したいと思います。
こんなことが知りたいなどということに出来る限り答えていきたいですし、
逆に未熟なために教えて頂 きたいこともあると思いますので、
より良いブログになるようにご意見お待ちしています。