ミュージックセラピとｱﾛﾏｾﾗﾋﾟ-その１

先週、ミュージックセラピーを勉強されている方からお話を伺うことが出来ました。

申し訳ないですが、音楽の癒しというとα波が出てリラックスする
という程度のこと しか知らなかった（体験したことがなかった）ですが、
そんな自分を恥ずかしく思っ てしまうほど奥の深いものでした。

ちなみに、α波が出るというコースを以前試した時には、
マッサージチェアのような 椅子から、小川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえ、
サングラスのようなメガネ（ これにも光で目を癒す効果があるという仕掛けがあった）
をかけて、３０分寝ている というもの。

始める前と後でα波がどのくらい増えたか結果も教えてくれたのですが、
物々しい機械に圧倒された私はほとんどα波が増えることはなかったのでした（笑）
"怪しいとか疑ったりするとα波は増えないんですよ"とその時言われましたが。
まだ 癒しブームになる前のことで、１０年位それは前の話になります。
今もそんな物々し い機械でやっているならそのお店も今はないことでしょう（笑）。

しかも今は、小鳥のさえずりなど（1/fゆらぎ）、
８～１３Hz音楽でリラックスした時 に出る脳波（α波）、
意識レベルと無意識レベルの間に働きかけるようにプログラミ ングされた音楽
（サブリミナル効果）など分類も細かくされているようです。

今はヒーリングサロンに音楽はなくてはならない存在であり、
アロマテラピーサロン では特に音楽を取り入れて
相乗効果を期待しているところが多いように思います。

考えてみれば多くの場所で音楽は活躍しています。

最近では地下鉄半蔵門線の錦糸町駅で、電車を待っていると
小鳥のさえずりが聞こえ てきました。それも自然と聞こえてくる感じで嫌味がなく、
また地下鉄という太陽 の光が届かないところにいるというのに清々しさを感じます。
ＪＲでも以前は"プルプルプル・・・"という音とともにドアが閉まっていましたが、
現在では"チャイム音"に変わっていますよね。
そのおかげでラッシュ時のケンカが 減ったという話も聞いたことがあります。

音ひとつでストレスを作ることも（騒音）、ストレスを減らすこともできるという
それはまさにアロマテラピーとも似通ったものと言えるのかもしれません。