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薬剤師塚本麻美がすすめるアロマ・ハーブの情報その他
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今年はあんまり花粉が飛んでいないようですが、皆さまはいかがですが?

私は花粉症ではないので、そのつらさは想像するしかないのですが、
薬局で患者さんの様子を見ているととてもつらそうなので、
どうにかならないものなのかなといつも思います。

ちなみに私は医薬品でも試せるものはなるべく自分で試すようにしています。

例えば味。
ドライシロップの味はイチゴ味やオレンジ味、ただ甘いだけ、少し苦味を
伴うものなどいろいろです。説明するにはまず自分が体験してその体験を
伝える(患者さんに説明する)方が説得力がありますからね。

先ほど申し上げた通り、私は花粉症ではないので、どの程度ハーブや
アロマが奏効するか、自分を使って試す事は出来ないのですが、
先日「花粉症対策のハーブやアロマを紹介して欲しい」と
福島のテレビ局から取材をうけ、ご紹介したものは
「ユーカリの精油」「エルダーフラワー」「ルイボス」です。

ルイボスはSOD(活性酸素除去)様作用があると言われているので、細胞の
老化による免疫システム異常を防止するのに役立ち、リポキシゲナーゼ阻害
による抗アレルギー作用も報告されています。

エルダーフラワーはフラボノイドによる抗炎症作用が有名です。
症状が出てしまったらエルダーフラワーを使うといいと思います。
といってもハーブで劇的な改善は望めません。

とにかく今の症状をすぐどうにかしたいという方にはユーカリの精油を
マスクの外側に1滴。
これはかなり効果があるようで、薬局でも花粉症の方は
サンプルを置いておくと試してみてすぐにご購入される方が多くいらっしゃいます。
抗カタル、抗菌作用が知られていることから奏効すると考えています。
風邪の時にもこれはオススメですね。

その他にもいろいろあります。「私はこれが良かった」っていうものがあれば
是非教えてくださいね。
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こんにちは。私は先日「レモンバームのチンキ」を頂きまして服用しています。
頂いた時はレモンバームというと不安を緩和したり、不眠にバレリアンと併用
すると良い、なんていうことしか頭に浮かばなかったのですが、丁度その時に
ちょっと落ち込んでいたのもあって早速飲んでみました。

人の気分とは本当に不思議なもので「効果がある」と思うとなんだか効果が
あるような気がします。ココロのモヤモヤが晴れていくような軽い気分に
一瞬なるのです。

このチンキはハーブティを濃縮してあるので、数滴服用すると
ハーブティ1杯を飲んだのと同じ以上の効果が期待できるのだそうです。
いちいちハーブティを入れるのは手間がかかりますが、チンキにしてちょっと
だけ飲み物に混ぜたり、そのまま服用するのは手軽です。
毎日、持ち歩いては服用していました。

服用して3日くらい経ち、時間の経過とともに落ち込みが薄れた事もあったと
思いますが、レモンバームの力もあるに違いない、と思い始めた時のこと。
チンキと一緒に、レモンバームやその他のハーブについてのCD-ROMを
頂いたので見てみると「レモンバームは花粉症に良い」とそこにはありました。

レモンバームには「ロズマリン酸」という成分が多く含まれています。
これはシソ科の植物に広く含まれていていますが、この成分がヒアルロニダ
ーゼを阻害することが研究から明らかになっているとのことでした。
ヒアルロニダーゼを阻害する効果は、「ロズマリン酸」ではありませんが
エキナセアにもあると考えられています
それによって身体の防御機構を高めることができるんですね。
花粉症にもいいけれど、機序から考えれば風邪の予防にも効果が期待出来そうです。
こんにちは。この季節になるとだんだんお酒を飲むことも多くなってきますね。
私も「忘年会」を理由に連日飲んだりすることもあり、
肝臓に負担をかけているなあ、と反省することもしばしば。
反省だけならサルでも出来るって、昔CMがありましたけど(笑)

だったら反省だけでなく、ケアをしてあげましょう!
というのが私の考えです。(もちろん酒量をホドホドにすることも大切ですが)
そこで、肝臓に効果的なハーブのご紹介です。

よくハーブをすすめた場合に言われるのが
「続けないと効果がないのでは面倒」ということ。
確かに、お薬のようにハーブを毎日飲むのは面倒くさいですね

肝臓のためのハーブと言われるミルクシスルは、
有効成分のシリマリンが胆汁の分泌を促進し、
また肝細胞の働きを促進してくれると言われています。
これは、「これから飲みに行くゾ」という時に飲めばいいと思います。
肝臓の働きを強化するわけですから、
お酒(毒素)が入っても分解能力が普段より高まる=二日酔いしにくいというわけです。

これは一般的にハーブそのものではなく、
ハーブの加工品として販売されています。
カプセル剤のもの、チンキなど様々です。
チンキ剤は、グリセリン抽出物のものなので、
お酒が飲めない方でも大丈夫です。
そもそも肝機能の低下が少々気になる方には毎日の服用がおすすめですね。
(モチロン、肝機能が検査値よりかなり上回る方は受診が必要です!)

私はカプセル剤で実際試してみましたが、二日酔いにはなりませんでした。
しかし、酒量も少なかったので、このハーブのおかげかどうかむずかしいところです。
お酒はホドホド、なおかつ飲む前にミルクシスルのハーブ、
これが今月のマイブームになりそうです。
どなたか試して良かった、という方がいらしたらご連絡お待ちしています!
こんにちは。
街はクリスマスカラーの赤や緑でいっぱいですね。

どこか心が騒いでしまう素敵な季節!
赤にはエネルギーを増幅する力があるので
いっそう気分を盛りたててくれるのでしょう。
ちなみにですが、赤い色の服(インナーでも可)を着ると
体温も上がるそうなので、寒がりの人にはおすすめです。

さて、先週の続きです。

脳を活性化させるもの・・・それは「ペパーミント」のハーブティです。
おおよそ、服用してから3~4分くらいで成分中のメントールが
頭をスッキリ、クールな状態にしてくれるのです。
その他にも、様々な成分が含まれていますから、
微量の成分も何か関係しているかもしれません。

ペパーミントは感情が高ぶってしまって
抑えがきかない時にも有効だと考えられています。
頭の中をスッキリ整理してくれることでしょう。

私の場合は、締め切りに追われ、
冷静を装いながらもどこか精神的に高ぶっていたのだと思います(笑)
ペパーミントがそんな気分を鎮めてくれていました。
しかしペパーミントのお茶は、即効性はありますが、持続性はありません。
おおよそ10分くらいでスッキリ感も消失します。

そこで後から効いてくるのがチョコレート。

先週お話したように、チョコレートは食べてから10分~15分くらいで
頭スッキリ効果を発揮してくれるようなのです。

チョコレートを食べて、ペパーミントティを飲む。

チョコレートの後味をペパーミントがスッキリさせてくれるだけでなく、
脳の神経をチョコレートよりも先に活性化。
その効果が薄れてきた頃、チョコレートが援護射撃。

アイスで「チョコミント」をよく見かけますが、まさに理想的な組み合わせだったのです。

みなさんも、ちょっとスッキリしないときいかがでしょうか?
ただし、チョコレートの食べ過ぎには気をつけましょうね(笑)
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プロフィール
HN:
塚本麻美
性別:
女性
職業:
薬剤師
趣味:
アロマ、旅行、読書
自己紹介:
1995年東邦大学薬学部薬学科卒業後、
東邦大学医学部付属大橋病院薬剤部に勤務。
2001年アポプラスステーション(株)に入社。
福島県福島市内のうさぎ薬局で調剤に従事する傍ら、
ハーブやアロマテラピーと健康についての講習会を
一般や薬剤師に向けて多数企画開催。
その後癌クリニック勤務を経て、
現在保険薬局に管理薬剤師として勤務。

オルタナティブアカデミー認定ハーバルセラピスト。
日本アロマ環境協会認定インストラクター。
オーラソーマ式カラーセラピスト。
MSAメディカルサプリメントアドバイザー。

NHK「生活ほっとモーニング」他、TBS「ジャスト」、東海テレビ、NHK福島など出演。安心素材でナチュラル生活(青春出版社)の監修、「安心」「ゆほびか」「爽快」「しゃきっと」「重曹が効く」「PHP」「ドラッグストアレポート」などへ記事掲載。現在PharmaNext(じほう)にて「ハーブ事典」連載中。
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